「行動力」と「人の繋がりの連鎖」が日本の未来を大きく動かすと信じて

2021年10月よりIT業界専門の「システム開発支援事業」「中途採用支援事業」を行っている土屋大揮さん。

過去には、社員数3人のベンチャー企業から、300人規模の中堅企業、3,000人規模の外資系大手企業までさまざまな組織でエンジニア、営業、デジタルマーケティングなどの分野でキャリアを積んできました。その経験をもとに、日本の未来のために多くの人々の後押しをしています。

そんな土屋大揮さんに、仕事をする上で大切なことやこれからの日本を担う若者へのメッセージを伺いました。

PMコンサルティング
土屋大揮さん

大学卒業後、企業に就職し法人部門立ち上げに従事。
その後、自身のキャリアアップのため社員数3人のベンチャー企業から、300人規模の中堅企業、3,000人規模の外資系大手企業までさまざまな業界でエンジニア、営業、デジタルマーケティングなどを学ぶ。
多くの業種経験や人との出会いを経て、2021年に独立。IT業界を専門とした「システム開発支援事業」と「中途採用支援事業」を立ち上げ。
現在は「人々に新しいキャリアを作るお手伝いをしたい」という思いで、組織マネジメントや中途採用に関連する事業を展開中。

新しいことへ挑戦する日々からの気付き

土屋大揮さん

大学卒業後は企業に就職して法人部門の立ち上げに携わり、その後新しいことへの挑戦のため、転職も経験しました。しかし、20代半ばになると、いろいろな悩みやマンネリで理想や目標を失ってしまいました。そんな時、先輩に相談したのをきっかけに、社内外問わずさまざまな人と交流する機会をもらい、再び理想を描きはじめることができ、目標実現のために逆算をして行動し、今があります。人との出会いは、自分の世界が広がり、新しい価値観への気づきや学びを得ることができます。

さまざまな業界で働いたことや人との出会いによる経験をもとに、「人々に新しいキャリアを作るお手伝いをしたい」という思いを抱くようになり、現在は組織マネジメントや中途採用に関連する事業を展開しています。主要な事業は2つあり、1つは「システム開発支援事業」で、これはプロジェクトを円滑に進行させる品質管理者としてプロジェクトマネジメント(PMO)を担当する役割です。もう1つは「中途採用支援事業」で、企業が中途採用において直面する課題に合わせた母集団の形成から人材募集、スカウト、面接などをお手伝いしています。

日本が変わるために必要なのは「キャリア」の考え方

「キャリア」という言葉を聞くと、就職や出世、仕事で結果や成果を上げることのように思う方もいるのではないでしょうか。しかし、「キャリア」とは人生における経験の積み重ねのことをいいます。そのため、私は「キャリア」は自身の人生をどう歩むかを描き、その理想を実現するためのロードマップと捉えています。今行っている事業を通して、多くの人が自由に生き方や働き方を選び、「キャリアの考え方をもっと自由にする」ことを実現していきたいと考えています。

「関わった会社の成長」と「誰かの人生が豊かになること」が喜びに

今までの仕事で一番誇りに思えた出来事は、私が関わった美容医療業界トップクラスのグループ企業の立ち上げ時に、私の知る2名を候補者に推薦したことです。彼らの仕事に対する熱意や理想はその会社にも必ず役に立つと思い、良い化学反応が起こるのではないかと思ったからです。数年後、彼らが立ち上げた会社は、社員数2人規模から100人規模の企業に成長したのです。そして、推薦した2名は、執行役員や店舗マネージャーとして活躍していると知り、誇りに思いました。

会社のために良いアドバイスができたことはもちろん、誰かの未来をより充実したものにするお手伝いができたことが、なによりの喜びでした。その喜びは、今の事業を進める上でも大切な要素となっています。そして、今もたくさんの取引先とその時のように意見交換ができるのも「信頼」あってのことです。取引先やユーザー、仲間との信頼関係や感謝の気持ちを持つことで対等に意見が言い合えたり、納得のいく仕事をすることができたりします。

学びや知識をもとに「行動」することで自分のものになる

私自身、学生時代からたくさんの経験をしてきました。そのおかげで、たくさんのご縁に恵まれ今日に至ります。今から社会に出て活躍をしていく若者にも、理想を追い求め、経験を積み続けてほしいと思います。しかし、社会に出て忙殺された日々を過ごしていると、かつての私と同じようにまわりに流される日々を送ってしまうこともあるかもしれません。

理想や目標があるとなぜ良いかを考える場合、受験勉強を思い出してみるといいでしょう。志望校合格という目標のために、勉強計画を立てたり、必要な知識はどんなものかを調べたりしたはずです。そのプロセスを思い出しつつ、今がんばっていることや仕事は「やりがい」のあるものかを考えてください。特に仕事は好き嫌いではなく、「やりがい」があるかどうかがモチベーションや成長するために必要になります。

そして、現代はインターネットで大半の情報が簡単に手に入ります。しかし、情報が溢れているため、情報を得るだけで満足してしまうことがあります。私もダイエットの情報を動画サイトで見ると、ダイエット方法を理解し、その時はモチベーションが上がるものの、「情報を持っているから、いつでも実践すれば、痩せることができる」と忙しさなどを理由に行動に移さないことがありました。まさに、アリババの創設者であるジャック・マー氏の「口先だけでは大学教授」という言葉に当てはまります。そうではなく、学んだことをいかに「行動力」で自身の経験に変え、自分のものにしていくかどうかが、成長に繋がるポイントだと感じます。

人の繋がりを大切にしながら挑戦する人を支えていきたい

土屋大揮さん

人々が理想を持ち、行動し続けていくことが、日本の未来にとっても重要なことだと考えています。そして、挑戦は1人で行うことのように感じがちですが、実は1人でできることはほんのわずかです。今までに行った挑戦も少なからず、誰かの協力や支えが必要不可欠だったのではないでしょうか?1人の挑戦に多くの人が関わることで、連鎖が起こり、やがて社会に大きな影響を与えると信じています。そのため、私は事業を通じ個人の挑戦を支えることでキャリア形成のサポートをしながら多くの人々を繋げていくことが、企業の雇用問題を解決に導くだけでなく、日本全体を明るくすることに繋がると思っています。

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