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昇給ありと聞いていたのにいつまで経っても昇給しない…。
昇給ありなのに昇給しないのは違法じゃないの?
昇給ありなのに昇給しないのは自分だけ?
この記事に辿り着いたあなたは、入社時は昇給ありと聞いていたのになかなか昇給しないことを不満に思っているのではないだろうか。
結論、昇給ありなのに昇給しないのは違法とは限らないが、改めて自分のいる会社の昇給制度を確認すべきだ。
厚生労働省の「労働基準法の基礎知識」においても、昇給制度については必ず明示しないといけないことになっている。
しかし、「昇給あり」となっていても、会社の業務状況によっては昇給を行わないといった条件が記載されていれば、昇給しなくても違法にはならないのだ。
もちろん、上記の条件がない場合で、あなたが頑張っているのにいつまでも昇給しないときは、交渉や転職を検討しても良いだろう。
「すでに交渉をした」「交渉をしても改善されなそう」などであれば、転職エージェントに転職相談するのがおすすめだ。
この記事の要約・まとめ
昇給ありなのに昇給しないのは違法ですか?
違法な場合と、違法ではない場合がある。
以下のどちらかで、昇給なしの違法性が決まる。
- 就業規則に記載された昇給の条件に当てはまっている・・・違法
- 就業規則に記載された昇給の条件に当てはまらない・・・違法ではない
上記のように、就業規則にどう記載しているかがポイントだ。
厚生労働省の資料にもあるように、就業規則には、昇給について記載しなければならない。
たとえば「年1回必ず昇給」とあるのに昇給なしの場合は違法だ。
しかし、昇給の条件について但し書きがある場合は、定期的に昇給しなくても違法とはならないケースもある。
昇給しない時にとれる対策は何ですか?
まず原因を調べよう。
たとえば会社の業績が悪い場合は、社員の昇給をしたくてもできない状況にあるため、仕方がないと言えるだろう。
一方で、昇給ありとの条件が守られず昇給していない場合は、会社に交渉するべきだ。
話してもムダな場合や、相談できる雰囲気ではないなら、転職エージェントへ相談してホワイト企業に転職するのもおすすめだ。
「マイナビAGENT」にお任せすれば、あなたの希望をじっくりヒアリングしたうえでピッタリな転職先を見つけてくれるだろう。
なお詳しくは「昇給ありなのに昇給しないときの4つの対処法」をチェックしてほしい。
しっかり昇給する会社に勤める方法はありますか?
転職エージェントに相談するのがベストだ。
転職エージェントに相談すれば、条件に合う企業をあなたのかわりに探してくれる。
もし先輩の転職者がいれば昇給についての実情もわかるため、昇給しない企業を避けられるだろう。
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昇給ありなのに昇給しない3つの理由
昇給ありなのに昇給しないときは、以下の3つの理由が考えられる。
会社の業績が悪い
会社の業績が悪いと、社員への給料に回す予算が無く、会社都合で昇給させられない場合がある。
特に中小企業は大企業に比べて、社員を昇給させる余裕がないといったケースも少なくない。
厚生労働省の「令和4年賃金引上げ等の実態に関する調査の概況」によると、定期昇給制度のない割合は以下の通りだ。
従業員数 | 定期昇給制度のない企業の割合(一般職) |
---|---|
5,000人以上 | 12.6% |
100~299人 | 20.8% |
規模の小さい企業のほうが定期昇給制度のない割合が高いことが分かるだろう。
昇給ありなのに昇給しないときは、会社のホームページや金融庁のシステムEDINETなどで、会社の業績を調べてみよう。
自分の評価が低く昇給基準を満たしていない
会社の昇給制度が整っているのに昇給しない場合は、自分の評価が低く昇給基準を満たしていない可能性もある。
昇給するかどうかは、基本的に上司からの人事評価で決まることが多い。
他の社員は昇給しているのに自分だけ昇給しないときは、自分の人事評価に問題があるかもしれない。
仕事上の成果だけでなく、普段の勤務態度も含めて自分に原因がないか振り返ってみよう。
また、思い切って副業をはじめてみるのも一つの方法だ。
興味がある方は以下の記事を見て、はじめられそうなものから試してみるといいだろう。
一定の年次以上で昇給する
会社の給与制度上、入社して数年は昇給しないが、年次が上がることで大きく昇給するパターンも考えられる。
また、役職につくことで手当が増えて、年収が大きく変わることもある。
入社して数年経っても昇給しない場合は、先輩や上司に昇給制度について確認してみよう。
一定の年次以上で昇給が見込めるなら、転職せずそのまま働き続けても良いだろう。
【昇給の3つの種類】そもそも昇給なしは違法とは限らない
労働基準法上、昇給の有無は「絶対的必要記載事項」であり、就業規則に記載することが義務付けられている。
就業規則に「年1回必ず昇給する」と記載しているのに昇給しない場合は違法だ。
しかし昇給ありと記載があっても、昇給する条件に付いて但し書きがある場合は、定期的に昇給しなくても違法とは限らない。
- 業績の悪化
- やむを得ない場合
但し書きがある場合、あくまでも昇給のチャンスがあるだけで、必ず定期的に昇給すると約束されているわけではない。
また昇給には以下の種類がある。
昇給の種類 | 内容 |
---|---|
定期昇給 | 勤続数や役職等に応じて定期的に昇給すること |
ベースアップ | 社員個人の評価等にかかわらず、会社の業績に応じて従業員全員の賃金水準を一律で引き上げること |
臨時昇給 | 時期を定めず、企業の業績や個人の成績などに応じて臨時的に昇給すること |
昇給ありなのに昇給しないときは、自分のいる会社がどの昇給制度を採用しているか確認しておこう。
昇給ありなのに昇給しない会社は3~6%前後
厚生労働省の「令和4年賃金引上げ等の実態に関する調査の概況」によると、定期昇給制度があるのに昇給を行わなかった会社の割合は以下の通りだ。
役職による違い | 定期昇給制度があるが昇給を行わなかった もしくは行わない会社 |
---|---|
管理職 | 5.8% |
一般職 | 3.3% |
定期昇給制度があっても昇給しない会社は3〜6%で、一定数存在することが分かる。
昇給ありなのに昇給しないのは、会社の業績や自分の人事評価などさまざまな要因がある。
自分のいる会社に定期昇給制度があるのに昇給しないときは、その原因を探ってみよう。
昇給ありなのに昇給しない会社で働き続ける2つの末路
昇給ありなのに昇給しない会社で働き続けると、以下の2つの末路を迎えることになるだろう。
昇給しない会社で働き続けると、働きがいや生活の質に影響する可能性が高い。
より充実した人生を送るためにも、昇給しない会社で働き続けるべきか考えてみよう。
仕事のモチベーションが下がる
いつまでも昇給しない会社で働いていると、働く意味を見失い、仕事のモチベーションが下がりやすくなる。
- 仕事の質が悪くなる
- 業務上のミスが増える
- 仕事を「適当にやればいいや」と考えてしまう
最悪の場合、人事評価も下がってしまう恐れがあるため、いざ転職する時にアピールできる実績やスキルが少なくなるかもしれない。
仕事のモチベーションを高く保つためには、昇給制度の整った環境に身を置くことが大切だ。
ただし、昇給制度の実態を入社前に把握するのは難しいケースも多い。
昇給制度の整っている企業の求人を探すなら、転職エージェントを活用しよう。
転職エージェントを利用すれば、応募する企業の昇給制度について、選考を受ける前に詳しい情報を教えてもらえるはずだ。
エージェント選びに迷うなら、親身なサポートに定評のある「マイナビAGENT」に無料で相談しよう。
生涯年収が低く生活水準が上がらない
昇給しない会社で働き続けると、毎月の給料だけでなく退職金や賞与の金額にも影響する。
生涯年収が低くなるため、いつまでも生活水準が上がらない。
また、生涯年収が低くなると、以下のようなライフイベントに影響する可能性も高い。
- 結婚
- マイホーム購入
- 出産・育児
- 子どもの教育
- 老後の生活
経済的な問題で理想の人生設計をするのが難しく、人生の満足度が下がってしまうだろう。
実際に、今の年収が300万円台でやばいと感じている人もいるかもしれないが、年収を上げた方が良いのか?と考えている方は下記の記事も参考にしてほしい。

昇給ありなのに昇給しないときの4つの対処法
昇給ありなのに昇給しない場合は、以下の4つの対処法を試してほしい。
会社に昇給を交渉する
以下のような場合は、会社に昇給を交渉しても良いだろう。
- 年1回必ず昇給すると就業規則に記載されているのに昇給しない
- 同僚は昇給しているのに自分だけ昇給しない
昇給の交渉は信頼関係のある上司と対面で行い、感謝の気持ちを述べつつ謙虚な姿勢を見せることが大切だ。
- 感情的に話さない
- 過度な要求はしない
- 自分の成果や貢献度を数字で示す
- 業界の給料相場がわかればデータで示す
交渉した上でも昇給が難しい場合は、昇給する基準や今の自分の評価について確認しておこう。
現在昇給しない理由に納得できて、今後昇給するためにやるべきことが明確になるはずだ。
もし、すでに昇給を交渉していて、かつ昇給しなかった理由についても納得いかなかった人は「マイナビAGENT」を利用して転職することをおすすめする。
理由に納得していない状態で働き続けても、昇給される見込みは今後もないはずなため、昇給制度がきちんと整っている会社に転職する方が早いのだ。
評価を上げられるように努力する
自分の評価が原因で昇給していない場合は、業務の取り組み方を改善したり、自己啓発によりスキルアップしたりする努力が必要だ。
社内で昇給している人の仕事ぶりや勤務態度を見て、自分との違いを比べてみるのも良いだろう。
- 資格を取得する
- 自分が担える仕事を提案する
- 新しいプロジェクトに立候補する
ただ、自分では評価を上げられるようにスキルアップするのが難しいケースもあるだろう。
キャリドラのようなキャリアコーチングにサポートしてもらえれば、自分の強みを明確にし、実践的なスキルを身につけられるはずだ。
転職エージェントとは違う角度からのサポートを希望する方は、キャリアコーチングを検討してほしい。
会社の評価制度や指標を確認し、自分のやるべきことを把握しよう。
キャリアコーチングを使ってスキルアップをしたい方は、以下の記事を参考にしてほしい。

副業で収入を増やす
すぐに昇給が難しい場合は、すきま時間や休日を活用して副業をするのもおすすめだ。
副業なら仕事や会社を変えずに収入を増やせて、本業では得られないスキルの習得にもつながる。
- データ入力
- Webライター
- ハンドメイド販売
- スキルシェア(相談・占い・動画編集など)
以下の副業は月3〜5万円以上の副業収入も狙えるだろう。
ただし企業や職種によっては副業がNGの場合もあるため、就業規則を確認しておこう。
会社にバレずに月3〜5万円副業で稼ぎたい方は、以下の2記事を参考にしてほしい。
転職活動をはじめる
このまま働いていても昇給が望めない場合、昇給制度の整った会社へ転職する選択肢も検討しよう。
昇給制度の整った会社に転職できれば、目先の給料だけでなく生涯年収のアップにもつながる。
昇給目的で転職する場合は、転職エージェントを利用するのがおすすめ。
自分に合った転職エージェントを活用することで、昇給制度が整っている企業の求人を見つけやすくなるはずだ。
また、転職エージェントは無料で利用できる上に、応募書類の添削や面接などのサポートまでしてくれる。
自分の目指す年収やキャリアに合うエージェントを探して、昇給できる会社を探してみてほしい。
なお、転職エージェントに転職相談するなら、丁寧なヒアリングとサポート力に定評がある「マイナビAGENT」がおすすめだ。
他にもおすすめの転職エージェントはあるため、昇給しないと考えているなら下記の記事も参考にしてほしい。
まとめ|昇給ありなのに昇給しないなら転職も検討しよう
昇給ありなのに昇給しない場合、まずは理由を確認するようにしよう。
もう一度おもな理由を知りたい方は「昇給ありなのに昇給しない3つの理由」を見てみよう。
なお、昇給ありと就業規則に記載されていても、条件が但し書きされている場合は昇給しなくても違法とは限らない。
昇給ありなのに昇給が見込めないなら、転職を検討しても良いだろう。
昇給制度の整った企業を見つけるときは、「マイナビAGENT」や「ビズリーチ」といった転職エージェントを活用しよう。
自分に合った求人を見つけて転職を成功させたいなら、転職エージェントを積極的に利用してほしい。
昇給ありなのに昇給しないときによくあるQ&A
- 昇給ありなのに昇給しないときは理由を聞くべきですか?
-
昇給しない理由を会社に確認する前に、自分で考えてみよう。
昇給ありなのに昇給しない原因は、主に以下の3つだ。
- 会社の業績が悪い
- 自分の評価が低い
- 一定の年次以上で昇給する
どうしても納得できない場合には、信頼関係のある上司に相談することも検討しよう。
- よい条件で昇給できる企業を見つける方法はありますか?
-
ハイクラスに特化した転職エージェントに相談してみよう。
たとえば「ビズリーチ」は企業から直接スカウトがもらえて、先方から評価されているとわかるため、良い条件で転職できる可能性がある。
転職するか決めていない段階でも利用できるので、まずは登録だけ済ませておくといいだろう。