AIスタートアップ・ベンチャー【国内・海外の注目企業10選】

※一部プロモーションを含みます。

「AIってすごいけど、実際にどんな企業が成長しているのか分からない…」
「AI領域で今、注目されている企業を知りたい」

結論、AI領域で急成長中のスタートアップは、国内では「PKSHA Technology」、海外では「OpenAI」が圧倒的な存在感を放っています。

国内の注目AIスタートアップ・ベンチャー企業5選

これからAI業界で活躍したいなら、日本国内のスタートアップ動向を把握することがとても重要です。

日本では、行政との連携や社会課題の解決に取り組む企業、製造業や医療分野でAIを活用する企業など、様々なAIスタートアップ・ベンチャー企業が存在しています。

ここからは、日本国内で特に注目されているAIスタートアップ・ベンチャー企業を5社厳選してご紹介します。

自律的に業務を遂行するAIソリューションを提供する「株式会社 PKSHA Technology」

設立	2012年10月
代表者	上野山　勝也
事業内容	アルゴリズムライセンス事業
採用情報	あり（2025年6月時点） ※新卒・キャリア採用

「株式会社PKSHA Technology」は、AI技術を駆使した業務自動化や顧客体験向上で今注目を集める企業です。

株式会社PKSHA Technology は2025年に、自律的に業務を遂行するAIソリューション「PKSHA AI Agents」をリリースしました。
（参考：PRTIMES『新サービス「PKSHA AI Agents」をローンチ』）
ユーザーの目標を理解し、複数の業務を自動でこなすこのサービスは、企業の生産性の向上やオペレーション強化を支えています。

実際に、保険査定業務のデータ入力をAIで自動化し、作業工数を約半分に削減するなど、現場の負担軽減に大きく貢献しています。
（参考：PRTIMES『PKSHA、保険業界特化型AIソリューション「PKSHA AI Powered Data Entry」を提供開始ー入力業務工数を約半分に削減』）

また、自然言語処理や画像認識、機械学習といった技術をもとに、ナレッジ管理・営業・人事など幅広い領域でAIプロダクトを展開中。
国内時価総額上位100社の約70%に導入が進み、様々な業界のビジネス変革を推進しています。

AI技術を通じて「人とAIが共に進化する未来」の実現を目指し、さらなる社会実装を進めていく方針で、今後も目が離せない注目AI企業です。

＞＞ 株式会社 PKSHA Technologyの公式サイトを見る

幅広い業界のデジタル変革をリードしていく「株式会社 Laboro.AI （ラボロ エーアイ）」

設立	2016年4月1日
代表者	椎橋徹夫
事業内容	・機械学習を活用したオーダーメイド型AI「カスタムAI」の開発事業 ・カスタムAI導入のためのコンサルティング事業
採用情報	あり（2025年6月時点） ※キャリア採用

「株式会社Laboro.AI」は、オーダーメイド型AIソリューションの開発・導入支援で今注目を集める企業です。

Laboro.AIは、クライアントの業界やビジネス課題に合わせてゼロからAIを設計し、機械学習や自然言語処理、画像認識、強化学習など最適な技術を組み合わせた「カスタムAI」を提供しています。
この独自アプローチにより、製造現場の工程最適化や流通業の需要予測、研究開発のビジネスマッチングなど、さまざまな分野で業務効率化や新たな価値創出を実現しています。

これまで手がけたAIプロジェクトは通算300件以上（2025年5月時点）にのぼり、特に注力しているのは「研究開発型産業（製造、建設、化学、インフラなど）」と「社会基盤・生活者産業（消費財、小売、広告、製薬など）」の2つの領域です。
例えば、大林組との建設物制振制御AIや、献立作成AIなど、実用的なユースケースが次々と生まれています。
（参考：PRTIMES『Laboro.AI、大林組へAI開発支援を行った建設物の揺れを制御する「構造体の制振システム」が特許取得』）

また、AI技術とビジネスの橋渡し役となり、課題の本質を見極めて最適なAI導入をサポートしてくれる「ソリューションデザイナ」が、構想から実装まで一貫して伴走する体制も大きな強みです。

＞＞ 株式会社 Laboro.AI （ラボロ エーアイ）の公式サイトを見る

日本語に強い生成AIのリーディングカンパニー「株式会社ELYZA」

設立	2018年9月
代表者	曽根岡侑也
事業内容	・AI リサーチ＆ソリューション 事業 ・AI SaaS 事業
採用情報	あり（2025年6月時点） ※キャリア採用

「株式会社ELYZA」は、日本語の生成AIや大規模言語モデル（LLM）の研究開発・社会実装で今注目を集める企業です。
※LLMとは：膨大なテキストデータと高度な技術を使って作られたAIの一種で、人間のように自然な文章を理解し作ることができるAIのこと

ELYZAは、独自開発の「ELYZA LLM for JP」シリーズを軸に、企業や行政の業務効率化・顧客体験向上を支援しています。
2024年度にはデジタル庁の「生成AIの業務利用に関する技術検証および利用環境整備」プロジェクトを受託し、行政組織での生成AI活用を推進しました。
（参考：PRTIMES『ELYZA、デジタル庁の「生成AIの業務利用に関する技術検証および利用環境整備」を受託、プロジェクトを実施』）

また、三井住友カードのコンタクトセンターでは、検索拡張生成（RAG）技術を活用したAI導入でオペレーターの生産性を約2倍に向上させるなど、実用的な成果も多数生まれています。
（参考：PRTIMES『ELYZA、三井住友カードに提供した生成AIのお客さまサポートでの活用成果を公開』）

今後は、法人向け生成AI活用SaaSの提供や、さまざまな業界特化のAIシステム開発を通じて、より多くの現場でAIの価値を届けていく方針です。

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ソニーグループ発のAIベンチャー「ギリア株式会社」

設立	2017年6月30日
代表者	齋藤　真
事業内容	人工知能及び応用技術に係るコンピュータソフトウェア、システム等の企画・開発・コンサルティング・保守等
採用情報	あり（2025年6月時点） ※インターン・新卒・中途採用

「ギリア株式会社」は、ソニーコンピュータサイエンス研究所とUEIなどが共同で設立したAIベンチャーです。

ディープラーニングをはじめとする最先端AI技術の社会実装に強みを持ち、特に日本のモノづくり産業や設計・生産領域でのAI活用に多くの実績があります。

ギリアは、現場での実用性や精度にこだわった独自の技術資産（＝技術アセット）を多数保有し、顧客ごとの課題や利用シーンに合わせてAIモデルをカスタマイズし、既存AIを上回る高性能なソリューションを提供しています。

また、産業現場で得た知見やデータを活かし、AIの精度向上や運用支援にも注力。
単なるAI導入にとどまらず、現場や経営層が「使い続けたくなる」AIを目指しています。

＞＞ ギリア株式会社の公式サイトを見る

将棋AIの独自技術を基盤にした業務自動化サービスを提供する「HEROZ株式会社」

設立	2009年4月
代表者	林 隆弘・髙橋 知裕
事業内容	AI技術を活用したサービスの企画・開発・運用
採用情報	あり（2025年6月時点） ※キャリア採用

「HEROZ株式会社」は、将棋AIの研究開発から生まれた独自AI技術を基盤に、生成AIを活用した業務自動化サービスで今注目を集める企業です。

2025年に法人向け生成AI SaaS「HEROZ ASK」の新機能として、企業ごとの業務課題に合わせたAIエージェントを短期間で構築・運用できるプラットフォームを提供開始。
これにより、市場調査や競合分析、戦略立案など従来は専門知識や時間が必要だった業務を効率化し、サービス品質や業務スピードの向上、教育コスト削減に貢献しています。
（参考：PRTIMES『HEROZ、「HEROZ ASK」の新機能として業務特化したAIエージェントを構築できるプラットフォームを提供開始』）

さらに、今秋には会議や商談に付帯する業務フローの自動化を支援する「Meeting Assist」をリリース予定。
（参考：『HEROZ、「HEROZ ASK」の新機能「Meeting Assist」を今秋リリース ～AIエージェントの統合により会議・商談の効率化と業務フローの自動化を実現～』）
スケジュール調整や議事録作成の自動化で働き方改革を後押しします。

現在、教育現場や建設、製造、IT業界など幅広い分野で250社以上に導入されており、AIによるビジネス変革を推進しています。

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海外の注目AIスタートアップ・ベンチャー企業5選

AIの最前線を知るには、グローバルに活躍する海外のAIスタートアップ・ベンチャー企業も見逃せません。

アメリカを中心に、汎用人工知能（AGI）や生成AIなどの最先端領域で急成長を遂げる企業が多数登場しています。
世界的な影響力を持つ企業を知ることで、今後の業界動向やキャリア選択にも役立つでしょう。

ここからは、海外で今注目すべきAIスタートアップを5社厳選してご紹介します。

生成AIブームの火付け役となったChatGPTを提供する「OpenAI」

設立	2015年12月11日
代表者	Sam Altman（サム・アルトマン）
事業内容	自然言語処理AI「ChatGPT」や画像生成AI「DALL-E」などの生成AIサービスの提供
採用情報	あり（2025年6月時点）

「OpenAI」は、アメリカ・サンフランシスコ発のAIスタートアップで、人工知能の研究と社会実装をリードする存在です。

2015年に設立されて以来、「人類全体に利益をもたらす安全なAIの開発」をミッションに掲げ、自然言語処理モデル「GPT」シリーズや、画像生成AI「DALL-E」、テキストから動画を生成する「Sora」など、世界中で話題となるプロダクトを次々と公開。

2022年にリリースした「ChatGPT」は、個人・法人問わず爆発的な普及を見せ、生成AIブームの火付け役となりました。

近年は、ビジネス現場向けAPIやエージェント型AI「Operator」など、業務自動化・生産性向上を支援するサービスも拡充しており、Microsoftとの提携による大規模なクラウド基盤や、世界トップクラスの研究開発力を活かし、AIの社会実装を加速させています。

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ChatGPTの競合、Claudeシリーズを提供する「Anthropic（アンソロピック）」

設立	2021年
代表者	Dario Amodei（ダリオ・アモデイ）
事業内容	・人工知能の安全性・信頼性・解釈性に重点を置いたAI研究・開発 ・大規模言語モデル「Claude」シリーズの提供
採用情報	あり（2025年6月時点）

「Anthropic（アンソロピック）」は、アメリカ発のAIスタートアップ企業で、安全性と信頼性を重視したAI開発で今注目を集める企業です。

OpenAI出身のメンバーによって設立されたAnthropicは、自然言語処理に強い大規模言語モデル「Claude」シリーズを展開し、特に「Claude Opus 4」などは長文の理解や複雑なタスク処理に優れています。
企業のナレッジ管理・情報整理・コーディング支援など、幅広い業務で活用が進んでいます。

さらに、AIの「安全性」を科学的に追求し、解釈しやすく制御しやすいAIを目指す、独自の研究体制が特徴です。

GoogleやAmazonなど大手企業からの出資も受け、2025年には年商30億ドル規模に急成長しています。
（参考：海外メディアCNBC『Anthropic hits $3 billion in annualized revenue on business demand for AI』）

＞＞ Anthropic（アンソロピック）の公式サイトを見る

世界のトップAI企業や自動車・政府機関にも導入を拡大中の「Scale AI」

設立	2016年
代表者	Alexandr Wang（アレクサンドル・ワン）
事業内容	アAI開発に不可欠な高品質なトレーニングデータのアノテーション（ラベリング）、データ管理、モデル評価サービスの提供
採用情報	あり（2025年6月時点） ※新卒・キャリア採用

「Scale AI」は、サンフランシスコ発のAIスタートアップで、AI開発の土台となる「高品質なトレーニングデータ」の提供で今注目を集める企業です。

画像・テキスト・音声・3Dデータなど多様なデータのラベリングやアノテーション、モデル評価サービスを展開し、自動運転・ロボティクス・生成AIなど最先端分野で、AIモデルの精度や安全性向上を支えています。

OpenAIやGoogle、Meta、トヨタ、米国防総省など世界の大手企業・政府機関を主要顧客としています。

また、独自の自動化ツールとグローバルな人材ネットワークを活用し、膨大なデータを迅速かつ高精度に処理。
近年はAIの安全性・倫理性を担保するための評価やアラインメント（人間の価値観との整合）サービスも強化しています。

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個人から企業まで幅広く使えるクリエイティブツールを提供する「Stability AI」

設立	2020年
代表者	Prem Akkaraju（プレム・アッカラジュ）
事業内容	画像生成AI「Stable Diffusion」をはじめとする、音声・動画・3D・言語など、多様な生成AIモデルの研究開発・提供
採用情報	あり（2025年6月時点）

「Stability AI」は、イギリス発のAIスタートアップで、オープンかつ多機能な生成AIモデルの開発で今注目を集める企業です。

テキストから高品質な画像を生成できる「Stable Diffusion」で世界的な注目を浴び、以降、音声生成の「Stable Audio」、テキスト処理の「Stable LM」、動画生成の「Stable Video」など多彩なAIツールをリリース。

2025年には広告大手WPPとの提携を発表し、画像・動画・3D・音声といったマルチモーダルAIを活用したブランド体験の創出を支援しています。
（参考：WPP公式サイト『WPP、Stability AIへの投資と新たなパートナーシップを発表 メディアとエンターテインメントコンテンツ制作の未来を形作る』）

個人クリエイターから大手企業まで、誰でも使えるオープンソースモデルと、企業向けのカスタマイズやAPI連携、クラウドサービスも充実しています。教育・広告・ゲーム・メディア制作など幅広い分野で導入が進み、AIによる表現や業務効率化を加速させています。

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オープンソースAIコミュニティの中心的存在「Hugging Face（ハギングフェイス）」

設立	2016年
代表者	Clément Delangue（クレマン・ドラング）
事業内容	機械学習モデルやデータセットのオープンソース共有プラットフォーム「Hugging Face Hub」の運営、自然言語処理向け「Transformers」ライブラリなどAI開発ツールの提供など
採用情報	あり（2025年6月時点）

「Hugging Face（ハギングフェイス）」は、2016年にニューヨークで設立されたAIスタートアップで、オープンソースAIコミュニティの中心的存在です。

誰でもAIモデルやデータセットを公開・共有できる「Hugging Face Hub」を運営。
自然言語処理や画像認識、音声処理など多様なAIモデルを集約し、研究者や開発者が自由に活用・改良できる環境を提供しています。

特に「Transformers」ライブラリは世界中のAI開発現場で標準的に使われており、BERTやGPTなどの先端モデルも簡単に利用可能。
2022年には多言語大規模言語モデル「BLOOM」も公開し、AIの民主化を加速させています。

また、Google・Amazon・Meta・NVIDIAなど大手IT企業も出資・連携し、企業や教育機関でのAI活用も急速に拡大しています。
（参考：海外メディアLIVING『Inside Hugging Face: How a $4.5 Billion AI Powerhouse is Revolutionizing Technology with Open-Source Innovation and Fortune 500 Partnerships』）

＞＞ Hugging Face（ハギングフェイス）公式サイトを見る

【分野別】注目AIスタートアップ・ベンチャー企業

ゲーム・映像分野での注目AIスタートアップ・ベンチャー企業

ゲーム・映像分野で革新をもたらしているのが「Runway」。
AIによる動画生成や映像編集ツールの開発で世界的に存在感を高めているスタートアップ企業です。

映画や音楽、広告制作など、様々なクリエイティブ現場で導入が進み、テキストや画像から高品質な映像を自動生成できる「Gen-4」など最新技術を提供しています。

＞＞ Runwayの公式サイトを見る

医療・ヘルスケア分野での注目AIスタートアップ・ベンチャー企業

医療・ヘルスケア分野では、Google傘下の「DeepMind」が注目されています。

AIによるタンパク質構造予測や医療画像診断支援で世界をリードし、新薬開発や診断精度向上など、医療・生命科学分野のイノベーションを推進しています。

＞＞ DeepMindの公式サイトを見る

教育分野での注目AIスタートアップ・ベンチャー企業

教育分野では、AIを活用した語学学習アプリで世界的なユーザー数を誇る「Duolingo」。

個々の学習進度に合わせた最適化や自動添削機能など、AIによるパーソナライズ学習を実現し、教育分野でのAI活用の先駆けとなっています。

＞＞ Duolingoの公式サイトを見る