【株式会社メディックスエイト社長】未経験者は原石!キャリアを積んだ先まで見据える新たな支援策とは

株式会社メディックスエイト
代表取締役社長
福原麻那さん

クラーク記念国際高等学校のパフォーマンス総合コースを卒業後、接客販売をメインにアルバイトや派遣を経験。20歳で結婚出産。未経験で総合人材会社とWebマーケティングの会社に入社したことをきっかけに、2019年29歳のときに独立して、未経験の方に特化した営業アウトソーシング事業を中心として、マーケティング事業と人材紹介事業、金融教育事業を展開している。

転職エージェントをはじめ、営業アウトソーシングやWeb広告事業まで幅広い事業展開をしているメディックスエイトの代表取締役社長、福原麻那様にインタビューを行いました。結婚と出産を経て、業界未経験から挑戦を続けてきた福原社長。ご自身の経験談から、新たにスタートした支援策までお話を伺いました。

会社立ち上げのきっかけ

福原麻那様

未経験の方に対するキャリアの土台を作りたい

私自身高卒で、高校卒業後は特にやりたいことも見つからず、接客販売をメインにアルバイトや派遣をしていました。キャリアもスキルもないなか、20歳で結婚と出産を経験し、社会人になったのは24歳の時でした。

未経験で総合人材会社とWebマーケティングの会社に入社し、「未経験の方に土台作りをしてあげることで、よりよい社会を作れるのではないか」と考えました。そのことをきっかけに、現在では未経験の方に特化した営業アウトソーシング事業を中心として、マーケティング事業と人材紹介事業、金融教育事業を展開しています。

未経験者の具体的な支援方法

一人ひとりの「将来感」に合わせたゴールを用意する

私たちは必ず、その方が「将来どうなっていたいのか」を必ず聞くようにしているんですね。それこそがゴールなので、ゴールに向けて必要なステップを用意しています。みなさんゴールは違いますが、必ず持っていた方が良い武器は大きく分けて2つあると考えていて「営業力とマーケティング力」だと思っています。その力をつけるためのお仕事を用意していますが、初歩的なトレーニングが必要な方に関しては、コールセンターやテレアポなどの非対面型の営業からスタートしてもらっています。

求職者の抱える課題と対応策

挑戦できる場がない

挑戦出来る場が無いというのは聞きますね。企業側は即戦力を求めがちなので、求職者の求める理想と企業の求めるスキルに乖離が起きています。そういった現実は、きちんとお伝えするようにしていますね。

あとは、人間関係で悩まれている方も多くいらっしゃいます。最近の傾向として、「お給料が欲しい!」というよりは、風通しの良い職場環境やライフワークバランスを重視した働き方を求める方が多いように思いますね。

原石を磨く会社でありたい

求職者の抱える悩みは、「弊社なら全て解決できる」とお伝えしています。中卒でも、お子さんがいらしてブランクのある方でも、その方にやる気さえあれば採用しています。求職者の方の可能性を見出し、受け皿になれる会社であると自負しています。

書類選考で落とされてきた方を何千人と見てきましたが、人って磨かないと分からないと思うんです。「人を磨く会社があってもいいじゃないか」と。その、人を磨く会社が弊社かなと思っています。

紹介するときはデメリットも伝えることで信頼関係の構築に繋げている

人材紹介をするときは、企業がどのような工夫をしているのかをしっかりとリサーチしています。人事の方と仲良くさせていただいておりますが、求職者側と企業側の双方が伝えにくいデメリットの部分もきちんと伝えることで信頼に繋がると思うんですね。求職者にもイメージしてもらえるので、人間関係に悩んでいる人にも安心してもらえるのかなと。

未経験から活躍できる営業マンの特徴

柔軟性のある人が強い→挫折を乗り越えてきた人は強い

第一に、柔軟性があることが大事だと思います。私がよく伝えているのは「天才に勝つのは変化を楽しめる人」だということです。変化を楽しむためには柔軟性が必要なので、第一は柔軟性ですね。あとは、工夫できることも大事ですね。経験や年齢に関係なく、主体性をもって工夫できる方は伸びますね。

「まぁいっか」は切り替えるための魔法の言葉

考え方を多角的に見られることって大事だと思うんですね。魔法の言葉じゃないですけど、「まぁいっか」って思えるかどうか、切り替えられるかどうかは見ていますね。

たとえば、学生時代に試験でうまくいかなかったときに諦めるのか、それとも振り返って考えられるのか。ここはマーケティングのボトルネックの話にも繋がってきますよね。うまくいかないときでも切り替えられる人が工夫できる人だと思いますね。

自己肯定感が無い人こそまずは行動

福原麻那様

目標を紙に書いて自分の気持ちを可視化していた

私自身は、将来自分がどうなりたいのかを紙に書いていました。今でも手帳に書き続けていますね。もちろん、どん底期みたいなものもありました。だからといって諦めるわけにはいかないので、そういったときは課題をゲーム感覚で捉えていましたね。「ラスボスが出てきた!」「このミッションをクリアしたらどんな世界が待っているんだろう!」という感覚を持ちながら、自分の気持ちと向き合うようにしています。

行動を起こし成功体験を重ねていく

自己肯定感が低い人は成功体験が少ないので、まずは何でもいいから経験してみることが大切ですね。成功体験につながっていくと、それが自信にもつながっていくので。私も自己肯定感が低くて、「人と比べると取り柄が無い」と感じていて、自分に自信がありませんでした。しかし、離婚を経験したことで人と比べている場合ではなくなったんですよね。そこから行動を起こし続けて、自信がついてきたように思います。

未経験でのキャリア形成

最初の3年はインプット

未経験からキャリア形成をするのであれば、少なくとも3年!できれば5年は欲しいですね。1年目はテレマーケティングで不特定多数の人へのアプローチやアポイントの取り方といったビジネスマナーを習得してもらいます。そして2年目はフィールドに出て、法人相手の商談経験を積んでいただきます。3年目は応用編ですね。Will can MUST(ウィルキャンマスト)という言葉がありますが、それに則って「企業に利益をもたらせる側」になれるように、進めていきます。4年目はWillの準備段階です。1年目~3年目をインプットの時期とするなら、4年目以降はマネジメントを通してアウトプットしていく時期だと考えています。最後の5年目は、自分に合うキャリアを実現していく時期ですね。弊社であればキャリアアドバイザーやマーケターなどのポジションがありますので、自分に合ったキャリアを構築していきましょう、という流れでキャリア形成を行っています。

5年目での年収イメージは600万

はじめは24万円くらいからのスタートになりますが、3年目以降はマネジメントにも携わってくるので5〜10%のインセンティブが付きます。そうなると、天井が無いんですね。成果に応じて基本給にプラスされていくので、5年目であれば600万円は超えてくるかなと思っています。

未経験でも安心して転職できるサポート体制を整備

福原麻那様

不安な人こそ頼ってほしい

人事目線の対策・マンツーマンで密に。

転職キャリアアドバイザー事業では、20代の方をメインに転職支援をしています。業界未経験であったり、スキルが無くて不安な方にこそ頼っていただきたいと思っています。書類作成時には人事の方が必ず見るであろうポイントにフォーカスして作り込んでいますし、面談対策もしっかりと行っています。自己紹介欄や職務経歴書の書き方といった、面倒くさいと思われる部分はすべて丸投げしていただけるのが強みであり、求職者の方にとってのメリットですね。

未経験から営業トップになったエージェントが対応

対応するエージェント自身も、未経験から営業を始めて2年目に全国トップを掴んだ経歴がある人物なんですね。未経験からスタートする大変さも分かっているので、客観的な視点を持ってアドバイスを伝えられる人物です。

ライフキャリアアカデミーでは金融教育を推進

日本の金融リテラシーは先進国のなかでも低い

せっかく仕事を変えてお金が増えても、金融のリテラシーが低いがために貯めるだけで増やせない方が多いんですね。そこで、資産形成の基本である消費・浪費・投資の正しい知識から伝えていきたいと考えました。

投資が怖いものだと考えている方がとても多いんですが、知識が無いから「詐欺に遭うんじゃないか」「お金が無くなるんじゃないか」という恐怖を持ってしまうんです。決して投資が怖いわけではないんですよね。

社会人の方がお金について学べる場を提供する。そして月3万円投資できるだけの収入を得て、将来の資産形成をしていこうというところにゴールをおいています。

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