
株式会社クラウドケア
社長
小嶋潤一さん
介護福祉士・介護支援専門員(ケアマネジャー)の資格を持つ。
2016年、マーケティング会社勤務時代の同僚と共に「株式会社クラウドケア」を創業。代表取締役CEOを務める。
介護保険でカバーできないきめ細やかなサービスを提供
私が介護領域で起業した理由

私は、将来的に起業することを視野に入れて、デジタルマーケティングの会社に入社しました。そのときに、将来的に需要が高まる見込みがあり、かつデジタル化が遅れている領域が、介護業界であることに気がつきました。
最初は、介護保険サービスで起業しましたが、介護保険ではカバーできないニーズが存在することに気がつき、現在の「クラウドケア」という介護職のマッチングサービスを立ち上げました。
介護職のマッチングサービスは、フリーランスなど多様な働き方をする介護士と、高齢者や障害者の方々を結びつけるスキルシェアのプラットホームです。
介護職のマッチングサービスは今後、需要や発展が期待される分野のため、同業他社とも連携し、より良いサービスを作り上げていきたいと考えています。
ポジティブな意味での介護の利用を増やしたい

「介護」と聞くと、ネガティブなイメージがつきまといがちですが、ポジティブな意味での介護をもっと広めたいと考えています。
たとえば、「旅行や映画、コンサートのつきそい」は、ご本人のQOLをあげられるため、ポジティブな意味で重要な介護です。
しかし、介護保険では賄えない領域になり、これまでは要望があっても断らざるを得ないケースが多くありました。
「クラウドケア」は、かゆいところに手が届くようなサービスとして、これらのポジティブな用途に介護サービスを活用できる機会を広げていきたいと考えています。
今後の介護ヘルパーのキャリアと果たすべき役割について

介護保険はセーフティネットのため、支援の範囲が狭くなる傾向に
ご存じのとおり、日本では少子高齢化が急速に進んでいます。そして、高齢者の人口が増えるにしたがって、介護保険で対応できない領域が増えています。
介護保険は、税金などの公金で賄われる、あくまでセーフティーネットです。そのため、支援範囲を狭めなければ、将来的な存続が危うくなってきています。
そのため、最低限の支援範囲を超える分には、ボランティアや自費のサービスで賄うという風潮が強くなってきています。
介護職自体の専門スキルは変わらないが、ITスキルがあるとよい
一方で、介護職に求められる専門的なスキルに関しては、昔から大きな変化はありません。しかし、デジタル化にともなって、多少のITスキルが求められるようになったのは事実です。
介護職の方が、フリーランスとして働く場合には、高いプロ意識が求められます。その一方で、利用者側にも、柔軟な働き方への理解が必要です。
実際に介護分野でスキルシェアをしながら働いている方の事例
クラウドケアでは、多様な介護職の働き方を実現しています
実際に、クラウドケアでは多様な方々が、それぞれのライフスタイルにあった働き方を実現しています。
- 有資格者
- 無資格者
- 専業フリーランスとして働き、クラウドケアで月60万円以上収入がある方
- 副業で、事業所の公休や勤務時間外に働かれている方
- スポットで月に1回程度働かれる方
- 大学生や専門学校生など学生のアルバイト
有資格者の方はもちろん、無資格の方でもご登録が可能です。無資格者の方には、家事や付き添いなど、無資格の方でもできるお仕事をご紹介しております。
時給は、有資格の方が高くなっておりますが、無資格の方であっても、外部で資格をとっていただければ、単価を上げることが可能です。
介護職がフリーランスとして働くメリット・デメリット
介護職がフリーランスとして働くメリットは、以下のような点が挙げられます。
- 自由度が高い
- 単価が高い
- 指名料がある
- 介護保険で賄えないサービスを提供できる
デメリットとしては、事業所に勤めている時のような、手厚い福利厚生はありません。
介護職の方がお仕事を探される場合、可能であれば事業所を見学させてもらうと、ミスマッチが防げるのではないでしょうか。また、求人を長期間出している会社は、離職率が高い場合があるため、注意が必要です。
高齢者や障害のある方など、ご利用者の方のニーズ
サービスをご利用される方々のメリットとしては、介護保険制度では提供できないきめ細やかなサポートが受けられることです。
普段の利用もできることに加え、映画や野球を見に行ったり、旅行に一緒に行くなど、ポジティブな意味での利用まで幅広いサービスを受けられます。
高齢者や障害のあるご本人の方だけでなく、忙しくて病院の付き添いができないビジネスマンの方など、お子様やご家族からの方のご依頼も多くいただいております。
クラウドケアで大切にしていること

クラウドケアでは、ご利用者の方、介護職として働かれる方、双方に安心してご利用していただくために、以下のような制度を整えております。
- 面接は必ず対面で行う
- サービスご利用後の評価をいただく
- 本人確認書の提出を徹底する
- 介護職向けに損害賠償責任保険や傷害保険に加入し、セーフティネットを提供する
「クラウドケア」は、利用者と介護職という双方の細かなニーズに応えられるサービスを提供しています。
(PR)「クラウドケア」介護職でもフリーランスなど希望に合わせた多様な働き方を
「クラウドケア」では、介護職の方が自由で多様な働き方が実現できるサービスを整えています。介護のスキルを活かして働きたい方は、ぜひご登録ください。
- スキルを活かして隙間時間で働きたい人
- 介護スキルを活かして、副業で収入を得たい
- 会社の規則に縛られずに、フルタイムで自由に働きたい
- 介護福祉制度に縛られず、お客さんの細やかな要望に答えるサービスを提供したい