トヨタの平均年収はいくら?業界1位の理由を徹底解説!職種・年代別も紹介

自動車業界への転職を検討しているなら、業界内での平均年収1位を誇る「トヨタ自動車株式会社」がおすすめです。この記事では職種や年代、学歴別の平均年収をはじめとする同社にまつわる様々なデータを徹底解説。トヨタへの転職をお考えの方は是非参考にしてください!

気になるトヨタの年収は?平均年収や生涯年収を徹底解説!

トヨタの平均年収や生涯年収

年収は転職において最も重要な要素の一つ。しかし「採用面接で面と向かっては尋ねにくい…」と思う方も多いはず。

そこで、本記事では、実際に面接では聞けないトヨタの平均年収や生涯年収について解説します。

①トヨタの平均年収

トヨタの平均年収

トヨタの平均年収は、2021年3月期の有価証券報告書※1によると、858万円

この金額は、男女あわせた民間正規雇用者の平均年収496万円※2と比較すると、実に1.72 倍の金額です。

参考元:※1 EDINET 「トヨタ自動車株式会社 有価証券報告書 ‐ 第117期」 
    ※2 国税庁 「民間給与実態統計調査結果」

競合他社との平均年収比較

次に、トヨタと競合他社の平均年収を比べてみましょう。

社名平均年収(降順)平均年齢
トヨタ自動車858万※140歳※1
本田技研工業799万円※244.9歳※2
日産自動車796万円※341.6歳※3
いすゞ自動車759万円※441.3歳※4
スズキ665万※540.5歳※5
三菱自動車652万円※640.7歳※6
SUBARU651万円※738.9歳※7
マツダ629万円※841.5歳※9
参照元:※1〜8 EDINET 各社「有価証券報告書(令和2年4月1日 ‐ 令和3年3月31日)」

平均年収トップのトヨタは2番手の本田技研工業とは約60万円差、マツダとは約230万円差と競合他社と大きく差をつけており、日本の自動車業界において業界1位の平均年収を誇ります。

また、平均年収はもちろん、国内シェアにおいても2番手の本田技研(11.9%) を大きく突き放し、51.0%もシェアを獲得。(2020年1月〜12月累計)

参照元:マークラインズ自動車産業ポータル MarkLines「自動車販売台数速報 2020年」
    年収ガイド「輸送用機器 業種別 企業年収ランキング」

②トヨタの生涯年収

日本国内の平均生涯年収はおよそ約2.7億円※1とされています。一方、トヨタの生涯年収は3.2億円。※2

国内平均を大きく上回っていることが分かります。

参照元:※1 りそなグループ「人生で得られるお金『生涯年収』と生涯で必要なお金」
    ※2 年収ガイド「トヨタ自動車株式会社の年収」

③トヨタの福利厚生

トヨタの福利厚生制度は国内でもトップレベルの水準を誇ります。

ますます多様化するライフスタイルに応じて住まいや資産形成、結婚、育児、介護など、様々な手厚いサポートを受けられます!代表的な制度をご紹介するので、是非ご覧ください。

福利厚生①「住まい・食事」

各オフィスの所在地に合わせ、全室個室・1人1台分の駐車場を備えた社員寮/社宅が約80カ所用意されています。

カフェテリア形式の食堂を設置している物件も有り、初めて一人暮らしをする方や、「仕事とプライベートを充実させたい!」という方にも嬉しい制度ですね。

福利厚生②「育児・介護」

事業所内・近隣に託児施設が設置されていたり、介護の専門家が講演するセミナーを無料で受講できたりと、仕事と育児・介護との両立をサポートする制度が整っています。

【状況別】トヨタの平均年収|職種別・年代別・学歴別に解説

状況別トヨタの平均年収

先ほど、平均年収に関して解説してきましたが、職種別や年代別の年収はいくらなのでしょうか。ここでは、状況別の平均年収を解説します。

①トヨタの職種別平均年収

まずはじめに、トヨタの職種別平均年収を見ていきましょう。

職種平均年収
①電気・電子・機械系エンジニア(整備士)774万円
②営業職550万円
③カーディーラー450万円~
④企画・事務・管理系770万円

トヨタは自動車メーカーなので、製造を担当する機械系エンジニアの平均年収が高い傾向にあります。一方で、カーディーラーの年収は例年として400万円台後半。なぜ、平均年収に大きな差があるのでしょうか?これにはワケがあります。

一般に誤解されやすいのですが、ディーラーとはメーカーと特約店契約を結んだ正規販売店のことを指します。

つまり、トヨタをはじめディーラー=販売店で働いている従業員は自動車メーカーではなく
販売店の従業員であるため、親会社であるメーカーとは給与体系が大きく異なるのです。

参照元:すべらない転職「トヨタの職種別平均年収(2020年6月時点)」
    年収ガイド「自動車ディーラー(カーディーラー)の年収」

②トヨタの年代別平均年収

年代別平均年収

続いて、トヨタの年代別平均年収を比較・解説していきます。

年齢年収
20~24歳295万円
25~29歳608万円
30~34歳655万円
35~39歳677万円
40~44歳757万円
45~49歳861万円
50~54歳943万円
55~59歳934万円
60~65歳611万円

働き盛りである30代の年収はおよそ600万円台後半。最大年収を迎える50代の年収が943万円となっています。

参照元:平均年収.JP

③トヨタの学歴別平均年収

学歴別平均年収

最後に、学歴別の平均年収を比較・解説していきます。下記の図をご覧ください。

学歴平均年収
修士了1100万円
大学卒1000万円~1100万円
高専・短大卒990万円
高校卒800~840万円

院卒・大卒の場合、平均年収に大きな差は無いようです。一方、高卒者の場合は約200万円程低い平均年収に。

また、高卒者のキャリアは「期間従業員」からスタートするため、院卒・大卒者と比べて年収の上がるスピードが遅いようです。

しかし、一般的に高卒者の給与が上がりにくいケースが多いとはいえ、トヨタでは高卒者は国内平均と比べて高い給与水準となっています。

参照元:CAREER MEDIA
 

トヨタへの転職方法

トヨタへの転職方法

実際にトヨタへ転職する場合には、採用サイトから応募する方法と転職エージェントから応募する方法があります。

具体的にそれぞれの方法を見ていきましょう。

公式HPから応募する

サイトから応募

募集要項、現在募集中の職種、選考プロセス、よくある質問と回答など、トヨタの公式HPで詳しくご覧いただけます。

自分のペースで転職活動を行いたい方は企業の公式HPから応募をしましょう。

参照元:TOYOTA Recruitment Info

転職エージェントを利用する

転職エージェントから応募

トヨタへの転職を考えているのであれば、転職エージェントの利用がおすすめです。書類の添削から面接対策まで、転職に関わるサービスを無料で受けれます。

トヨタへの転職|おすすめの転職エージェント3選

トヨタへの転職おすすめ転職エージェント

先程紹介した転職方法の中でも、編集部は転職エージェントの利用をおすすめします。

ここでは、大手企業への転職に役立つ転職エージェントを3つ厳選し、それぞれメリット・デメリットと共に紹介します!

①ビズリーチ(BizReach)

ビズリーチ_公式画像

ハイクラス転職に特化したヘッドハンティング型転職サイト「ビズリーチ」。ハイキャリア向け転職サービスでは業界トップクラスの求人数を誇ります。キャリアアップを狙いたい方におすすめの転職エージェントです。

登録しておくだけでヘッドハンターや企業からスカウトが届くので、優先的に登録しておくと良いでしょう。

ビズリーチのメリットは以下の3点。

メリット

  • 年収600万円以上の高収入求人が豊富
  • 利用者のアンケートデータや実績をもとにリクルーターが5段階評価で可視化されているため、優秀なリクルーターをサーチしやすい
  • 求職者のプロフィールを閲覧・興味を持った企業からスカウトが届くので、在職中で忙しい時期でも自分のペースで転職活動を進められる

続いてデメリットは2点です。

デメリット

  • 届いたスカウトに応募・相談するのが一般的な利用方法=スカウトを待つ時間が必要なため、早期転職には不向き
  • ハイクラス転職に特化しているため、紹介される求人のレベル感が合わない事がある(登録時に選択可能な現年収欄が最低で500万円未満、年収400万円以下の案件を取り扱っていない)

実績や経験・スキルに自信があり、これから更にハイキャリアを目指したい方はビズリーチを登録し、転職活動を有利に進めましょう。

ビズリーチ登録サイトへ

②doda(デューダ)

dodaは、業界トップクラスの求人数を誇る転職エージェント。求職者一人ひとりにキャリアアドバイザーがつき、経歴やスキル・要望を丁寧にヒアリングしてくれるため、初めて転職をする方におすすめです。

メリットは以下の3点。

メリット

  • 履歴書を書かずに、多数の会社に一括でエントリーできる
  • 職務経歴書の作成や転職面接の対策について、担当アドバイザーが必ずアドバイス・フォローをしてくれる
  • 女性転職者の支援実績・求人が豊富で、女性の転職者向けの専用サイトがある

デメリットは以下の2点。

デメリット

  • 医師や看護師といった一部の特定専門職の求人は少ない
  • 非公開求人は、自分が登録しているスキルとマッチしたもの・希望に合ったものしか閲覧できない

転職エージェントを利用した転職活動が初めてという方は是非dodaを登録し、相談してみると良いでしょう。

doda登録サイトへ

③リクルートエージェント(RECRUIT AGENT)

リクルートエージェント_公式画像

リクルートエージェントは、非公開求人数10万件以上、国内最大級の転職エージェントです。また、求人探しから面接対策まで専門のアドバイザーがサポートしてくれるので安心して転職活動にのぞむことが出来ます。

リクルートエージェントのメリットは以下の3点。

メリット

  • 求人数が多く、様々な業界・業種の求人を探すことが可能
  • 希望や経歴に合った求人をたくさん紹介してもらえる
  • 丁寧な書類添削・面接対策

一方、デメリットは以下の2点。

デメリット

  • アドバイザー数が多く、アドバイザーと合う・合わないがある
  • メールや電話等の連絡が多い

「今すぐ転職活動を始めたいけど、何をしたらいいかわからない…」「とにかく求人をたくさん紹介してもらいたい!」という方は、リクルートエージェントを登録することをおすすめします。

リクルートエージェント登録サイトへ

トヨタに転職するために準備すべきこと

転職前にすべきこと

①自己分析を行う

自己分析においては、以下の2つの観点から分析すると良いでしょう。

  1. 仕事に関する価値観=仕事に何を求めるか
  2. 生かせるスキル・経験

やりがいなのか、自身の成長なのか、給与か、或いはそれ以外なのか。貴方が仕事において重要視するものを明確にしておきましょう。

また、スキル・経験を分析し、それがどのように活かせるのかを端的に説明できれば、それがそのまま自身の強みやアピールポイントとなります。

②履歴書・職務経歴書の作成

書類選考でいかに自分をアピールできるかは、多くの選考希望者から注目されるために非常に重要なポイントです。「転職する理由」「志望動機」「キャリアプラン」など、詳細にかつ端的に記載しましょう。

また、転職エージェントを利用すると多くのノウハウを蓄積しているプロのアドバイザーから書類の添削やアドバイスを受けれます。積極的に活用していくと良いでしょう。

③企業分析

企業分析を行う

他の自動車メーカーではなく何故「トヨタ」を選んだのか?という理由を明確に答えられるようにしておく事が大切です。そのためにも企業分析は必須。

同社の企業理念と、それを実践するために定められているトヨタウェイ2020を理解し、自己分析に落とし込みつつ、貴方がこの戦略に合致する人材であることをアピールしましょう。

トヨタは日本を代表する大手自動車メーカー

この記事では、トヨタの平均年収や転職に役立つ情報をご紹介しました。

日本を代表する大手自動車メーカーである同社への転職の難易度は、決して容易ではありません。転職サイトやエージェントを活用し、プロの意見も取り入れつつ内定獲得を目指しましょう。

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